藤井風とTwitter

数日前、約10個の藤井風ツイートが消えた。

中には私もみんなも大好きなgrace弾いてくれたのもあったし、少し残念だったけど色々思うところあってのことだろうと意外と冷静に受け止めていた。

だけど翌日、すぐ消しちゃったけど「ワシにTwitterは向いてない、ホンマにごめん」的なことをプロフィールで呟いてる風に今度はめっちゃ動揺した。

いったい何を見たんだろう?

ここ数ヶ月殆ど呟いていないしツアーや紅白の準備で忙しいだろうに、何がそんな気持ちにさせたんだろう?

そして色々検索している内にあー、多分これかな?っていうことまではわかった。

思えば私もTwitterに苦しめられてるのはここ数ヶ月、kazetarians発言からだった。

海外勢を否定するつもりは無いし、出来ることなら国境を越えて一緒に応援したい。

じゃあ何故こんなに辛いのか?

 

きっと今まで守ってきたことがどんどん変わっていってアップデートに気持ちがついて行かないからなんだろう、とか少し遠くに感じてしまって寂しいだけなんだろう、とか悩んでは思いなおし過ごしてきた。

 

そしてそんなことを思いながらのNHK特番。

「余計なことを考えたくない」と言う風に、ここ最近のゴタゴタを重ねてすごく悲しくなってしまった。

あんなに「自分を愛して」ってポジティブな言葉をくれる彼がネガティブに囚われてることもある、っていうのも衝撃的だった。

でもそんな部分もあるからこそあんなに優しい曲が書けるんだろうと思うし、そこに共感出来るんだと思う。

少しでも自由に、なりたい自分であってほしいな、と思った矢先…Twitterの投稿が全て消えた。

 

個人的に忙しいのも相まって色んなものが限界を迎えてしまった。

沢山のブックマークも、大切な言葉も、嬉しかったライブ後の一言や弾き語りも、全て無くなって悲しさがいっぱいで…

そして何よりそうしなくては保てなかった風本人が心配で…

 

紅白直前よ?これから大事なときよ?どうして?ってボロボロ泣いてしまった。

そして私の悪い癖だけど原因を深掘りしてもっとつらくなって、どうやったってポジティブに捉えられなかった。

中には「前向きな決断よね!」とか「流石!アップデートね!」みたいな言葉を呟く人もいたけれど、正直それを見るのさえつらくなってしまった。中にはつらい気持ちを抑えて前向きな言葉を呟いている人もいるかもしれないけど、本気でそう思ってる?もしそうならそれはポジティブじゃなくて人の気持ちがわからないんじゃない?とまで思ってしまった。

こんなことになるくらいならちっちゃい揉め事はあったもののみんなでルール守って頑張ってた少し前の方が良かったのに、とさえ思った。

たまに距離感わからなくなるくらい近くに感じることもあったからこそ気を付けて距離感保ちつつルール守って迷惑掛けないようにと思ってきた。

 

ずっずさんは「普通の子じゃない」って言ったけど、普通の子よりとっても繊細で時に普通の25歳の青年。そして幾ら英語が堪能だったりルーツがインドだったりしても彼は日本人。日本人特有の繊細さや生真面目さも持ち合わせていると思う。

だからこそ、そんな決断をさせてしまったことにただただ悲しみしかない。

 

風のいないTwitterは今の私にとって何を呟いて良いのかもわからない。確かにTwitterで出会えた人もたくさんいるし本当に大切に思っているけど、ちょっとまだ時間が必要みたい。

こんな気持ちで紅白や来月ライブをどうやって迎えようか悩むけど、今はそれこそ余計なことを考えず今日も笑えて美味しいご飯を食べてちゃんと眠れていてほしい。

どうか健やかに。